あぶない合成洗剤 8
コンパクト型洗剤は持ち運びに便利、置き場所をとらないなど、「小ささ」を売り物の一つとしています。
そのため、従来型の洗剤では、水30リットルに対して洗剤40グラムが平均の使用量であったのが、わずか25グラムとなっています。
このようにコンパクトになった理由としては、界面活性剤の量が倍になった(従来型の洗剤では約20%の界面活性剤が含まれていたのが、コンパクト型では約40%)こと、また洗剤の粒子の形を変えた(洗剤の粒子には空洞がありますが、この空洞から空気を抜いた)ことなどがあげられます。
他方では、界面活性剤として、環境汚染や生物影響に問題のあるLASが復活する傾向が認められる点にも注意する必要があります。
コンパクト型洗剤のもう一つのセールスポイントとして、「バイオ洗剤」「ハイテク洗剤」など、酵素の添加があります。
酵素が添加されていると宣伝することで、従来の洗剤とは違った画期的な洗浄力があるかのようなイメージを植えつけようとしている点にも注意が必要です。