難しい時代の選択 2
「もし中国が一党独裁を放棄した暁には、私は北京に行って国民党の候補者として選挙に出馬し、経済をここまで発展させた台湾経験を大陸の人々に教え、人々の幸せを訴えたい」。
・・・かつて総統就任式でそう言ってこぶしを握りしめた李氏の姿がいまも印象に残っています。
冷戦後の世界構造が大きく変わるなかで独自の社会主義の道を突き進む中国・・・。
その行く末は世界中の注目を集めています。
とりわけ現代に至る中国の歴史を見守ってきた中国専門家の人々が、いまの中国をどう見ているのかは興味深い点です。
ある日本人記者が、アメリカ、ソ連(当時)、香港、台湾、韓国、そして日本の中国専門家、いわゆる「チャイナウォッチャー」の人々に長時間にわたるインタビューを行いました。
質問内容は大きく分けて4点です。
1.冷戦後の米中関係はどうなっていくのか?
2.中ソ関係はどうなっていくのか?
3.アジアにおいて中国はいかなる役割を果たしていくのか?
4.中国はこれからどこへ行こうとしているのか?
・・・以上4点は、いってみれば今後中国が世界情勢のなかでどう動いていくのかを見るキーポイントです。