世界を対象にしたネットワーク作り
インターネットFAXなどの、世界を対象にしたネットワーク作りは、それなりの専門的知識、システムを組み上げるノウハウがいるものです。
国内で培った知識、ノウハウが生きるのです。
通信自由化が世界的に進んでいるといっても、ほんとに自由化された国はまだ少ないものです。
欧州でも基本音声サービスの自由化は98年からでした。
自由化されたからといって、すぐにKDDや欧米のメガキャリアの向こうを張って、基本音声サービスを開始することはあまりにもリスクが大きいです。
国際公専公を利用したリスクの少ない新サービスで国際に進出するのがNTTにとって無難だし、成功する確率は高いといえます。
リスクが大きいからといって、巨大企業NTTが自ら回線を保有した形で国際通信に出ないことは考えられません。
再編から数年でNTTは国際市場であらゆるサービスを提供する企業になるはずです。
しかし、厳しい国際競争に敗れ、その存在を示すことができなければ、NTTの再編はなんだったのか、改めてその意味が問い直されることになるでしょう。