世界を対象にしたネットワーク作り 2
NTTはこの数年、アジアで通信コンサルタント事業に力を入れてきました。
マレーシアのスーパーコリドー計画への参加もそのひとつです。
マハティール首相が音頭をとって、クアラルンプールの近郊の原生林を切り開き、新しいマルチメディア都市を建設する計画でした。
最新鋭の機器を光ファイバー網で結び、電子商取引、遠隔医療、インターネットFAX通信、遠隔教育などの実験をします。
マレーシア政府はサイバー法を制定、この新都市には従来型の規制は適用しない方針を表明、外資の進出を促しています。
現実の商取引や医療行為を電子化した場合、いつの時点で契約が成立したのか、悪意の人が他人になりすまして契約してしまったら、それは有効なのか、損害賠償は請求できるのか・・・
さまざまな問題点や障害が現れると予想されます。
それらをわかった上で実験をするのですから、ある意味では人体実験にも似ています。
「せっかく場所を提供してくれるというのだからこんないい話はない」
・・・と当時の社長はいっていました。
NTTはこの計画を進めるサイバービュー社に資本参加し、現地法人も設立して計画に協力します。