ビゼー
交響曲第一番ハ長調
ビゼーは、オペラ《カルメン》の作曲者としてあまりにも有名だが、交響曲も三曲書いている。
しかし、1859年に書かれた「第二番」の草稿は破棄されているし、「第三番」は、果たして本当に作曲されたのかどうか、はっきりとはしていない。
だから、現在では、この「交響曲第一番」が、ビゼーの唯一の交響曲ということになっている。
もつとも、ビゼがローマ大賞を得たときに作曲した「組曲《ローマ》」のことを、「交響曲ハ長調《ローマ》」と呼ぶこともあるが、実際には、組曲のジャンルに入れられている。